金属(ステンレス)たわし

概 要

ステンレスは、英語で「STAINLESS STEEL」と書きます。

 STAIN=錆び
 LESS=ない
 STEEL=鋼鉄

つまり、ステンレスとは錆びない鉄という意味です。 ステンレスは SUS(Stainless Used Steelの頭文字)で表記されますが、一般的には「18-8ステンレス」とか「18-0ステンレス」と呼ばれます。違いはありますが、一見しただけでは見分けがつきにくいです。 ステンレスは絶対に錆びないわけではありませんが、非常に錆びにくい金属です。 鉄にクロム(Cr)やニッケル(Ni)を混ぜることにより作られます。

用 途

ガンコなこびり付きやコゲ落とし、サビ落としにも使えます。 ※破片が食品に混入する事例が多かったため、食品工場で使用されていることはほとんどありませんが、飲食店では多く見られます。

種 類

重さの種類は、10g~100gです。業務用としては、50g以上がよく使われます。

 10~20g  小物類・特殊用途
 30~50g  家庭用
 50~100g 業務用

線(圧延する前)の太さは、0.13mm~0.18mmです。スタンダードタイプは、0.16mm線です。

金属たわしに使われるステンレスの種類は、大別すると「18-8ステンレス」と「18-0ステンレス」に分けられます。

「18-8ステンレス」(SUS304)
「18」はクロムの含有量を、「8」はニッケルの含有量を表わします。つまり、「18-8ステンレス」は、鉄にクロムを18%、ニッケルを8%含むステンレスということになります。一般にクロムとニッケルの含有率が高いものほど、高級ステンレスといわれます。たわしとしては、伸びにくく、柔軟性があります。磁石にはつきません。

「18-0ステンレス」(SUS430)
安価品に多い材質です。18-8に比べ伸びやすく、折れやすいので、破片の異物混入には特に注意が必要です。磁石につきます。

また、最近では少なくなりましたが、金色をした金属たわしもあります。これは、丹銅線といい銅80%・亜鉛20%、あるいは銅85%・亜鉛15%の配合が多いです。用途はステンレスたわしと同じです。

金属(ステンレス)たわしができるまで

ステンレスたわしはステンレス線をローラーでつぶし、カールをかける事で線が丸まり立体的な形状になります。髪の毛を爪を立てて強くこすりながら引っ張ったときにできる、らせん状の髪の毛と同じ原理です。

使用上の注意

  • 本品は食器・調理器具洗浄用です。
  • キズのつきやすいもの、キズがついて困るものには使用しないでください。
  • 手を傷つける場合がありますのでご注意ください。
  • 金属片が調理器具等に残る場合がありますので、よく洗い流してください。
  • ご使用後はよく洗い、水をきってください。
  • 火のそばや高温になる場所には置かないでください。
  • 廃棄時の分別は、各自治体の区分に従ってください。