スポンジの劣化

スポンジが“剥がれた”“千切れた”“ボロボロになった”…様々な表現がありますが、その劣化の要因にも、接着不良、摩耗、化学物質…などがあります。ここでは、その要因を分析します。

劣化の種類

キクロンの貼り合わせ技術
キクロンの貼り合わせ断面は直線ではなく、ギザギザになっています。これは、スポンジの骨格をつぶすことで、不織布を食い込ませて面で接着しているからです。高い接着強度を保つキクロンの貼り合わせ技術の特長です。

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接着部分を剥がしてみると、違いがわかります。キクロン製品は剥がれきれずに、不織布の層間剥離したものだけが残っています。他社製品は接着が十分でないため、スポンジと不織布が分離しています。キクロン製品はすべてこのような剥がれ「接着不良による劣化」はおきません。

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断裂によるもの
磨耗によるスポンジの劣化により、一部分が千切れています。

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その他の要因
スポンジは、使用磨耗よる劣化以外にも「紫外線」「熱」「化学物質」などに影響を受けて、劣化します。

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※画像は実験として劣化させた状態です。

スポンジ素材(ウレタン)に起因する劣化
キクロンAに使用されているスポンジは「耐摩耗性」「コシの強さ」で定評がありますが、これは「エステルフォーム」というウレタンを用いているためです。耐久性に優れる「エステルフォーム」ですが、加水分解(※)という作用により、上記要因に加えて劣化が促進されることがあります。
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※加水分解:エステルフォーム(ポリウレタン)と水が反応し、生成物に分解する反応です。エステルフォームにおいて加水分解は必ずおきますが、この作用を遅らせることができます。(参照:スポンジたわしの保管

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